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束のホゾ穴掘り(母屋丸太)

束(つか)の入る、ホゾ穴を掘っているところ。

目の前に打ち付けた棒が垂直の目安。
中を盗み(すき取り)すぎない様、真っ直ぐ鑿を打ち下していく。
キレイに掘られたホゾ穴。
木開き(ホゾの巾)は墨半分、含み(ホゾの厚み)は墨払い気味で加工。
そのホゾ穴に入る束のホゾ。
束を差し込んだ様子。貫通したホゾの先が見える。
コミセンの穴。
こちらは細いキリと鑿で慎重に掘っていく。

木の加工(母屋丸太)

今回の増築の重要な部材となる、母屋(もや)の加工の様子。

母屋を支える束(つか)の数が少ないので継ぎ手はしっかりと「追い掛け大栓継ぎ」
継ぎ手の加工の済んだ丸太が次の工程を待っている。
組み立てまでまだ日数がかかるので、狂いの出ないよう型をはめておく。
直接風に当てたくないので、タオルでもまいておく。

耐震診断

平成5年築の住宅を耐震診断しました。

建物の形が不整形である事と2室続きの和室部分の壁量不足で評点0.31「倒壊の可能性が高い」という判定に。

6寸の通し柱に1尺1寸の胴差し、地棟梁の入った、しっかりした田の字構造に水廻りが取り付いた間取り。桟瓦葺き。基礎はダブル配筋の布基礎と独立基礎の複合。
上記の理由から、偏心率は0.42と悪い。
耐震側から見ると、筋交い未挿入の柔構造(通し貫、荒壁土の伝統構法)と足元の緊結という構造的矛盾、が特に気になるところ。
復元力のある柔構造は大変すばらしいが、足元が緊結されている以上、頭が大きく振られるのは決して良い事ではない。
周囲の状況から施工不可能な部分もあるが、田の字の通りに壁を追加し、1階部分の評点1.0偏心率0.15を目標に補強案1を案出する。



補強案1(1階)  評点1.03 偏心率 X方向0.14 Y方向0.14

このプランだと和室と玄関の全てに工事範囲が及んでしまうため、別案も考案中。

背割りのクサビ

木作りの下準備として柱の背割りにくさびを差し込む。

柱を並べてクサビを差し込んだ様子。

柱の背割りを開かせてから四角に木作りをする。
後々の木の乾燥収縮での狂いを少なくするため1度無理やり台形にする。
クサビは背割りに差し込んだまま。

クサビの出っぱり部を切っている所。
青空の下作業をしているが、木作り後は割れや狂いを防ぐため、なるべく直射日光に当てないように。

理容店リフォーム2

今まで店舗として、活気のあった空間がくつろぎの部屋に生まれ変わる。

落ち天井エリアにソファーを置き落ち着いたスペースになった。
東側の大きな窓から綺麗な光がたっぷり入る。
この後、照明器具、スイッチプレートを付けたら出来上がり。